2007.08.01
新しいPCを買った
新しいPCを買った。
さっそくいつも使っているAdobeのソフトを起動してみたら、PhotoshopCSが4秒ほどで起動した。これまではインスタントラーメンができるほど時間がかかっていたのでこれには驚愕した。InDesignはなんと1秒で起動する。Illustratorも2〜3秒しかかからない。
Core 2 Duoの威力か、2GBのメモリのおかげかわからないが、Adobe製品は重いというこれまでのイメージがこれで吹っ飛んだ。今までのPCが古すぎたと言われればそれまでだが、さすがはドッグイヤーで進歩しているこの業界だけのことはある。爆速で起動してくれるのはありがたい。
後は仕事の方も爆速になるといいのだが…。
さっそくいつも使っているAdobeのソフトを起動してみたら、PhotoshopCSが4秒ほどで起動した。これまではインスタントラーメンができるほど時間がかかっていたのでこれには驚愕した。InDesignはなんと1秒で起動する。Illustratorも2〜3秒しかかからない。
Core 2 Duoの威力か、2GBのメモリのおかげかわからないが、Adobe製品は重いというこれまでのイメージがこれで吹っ飛んだ。今までのPCが古すぎたと言われればそれまでだが、さすがはドッグイヤーで進歩しているこの業界だけのことはある。爆速で起動してくれるのはありがたい。
後は仕事の方も爆速になるといいのだが…。
2007.07.24
Kyuanos(キュアノス)に期待する
WindowsのVISTAには、ICMの後継となる色管理システム=WCS(Windows Color System)が搭載されている。WCSはキヤノンのカラーマネジメント技術であるKyuanos(キュアノス)を採用しているそうだ。キュアノスはこれまでのICCプロファイルを使ったCMSではなく、キヤノンの新しいカラーマッチングシステムであり、例えばデジタルカメラの画像をキュアノス機能を搭載したプリンター(現在は大型プリンタのみ)でプリントするとカラーマッチングが自動で行われるようだ。DTP関係者にとって最も恩恵が大きいのは、異なる環境光下であっても、正しい光(つまり正午前後の太陽光)での見え方に補正してくれる技術だろう。まだ使っていないので実際はわからないが、この環境光補正機能はクライアントやクリエータを煩わしいカラマネ作業から解放してくれる画期的な機能として期待できるかも知れない。

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環境光に関して意識の高い印刷関係者やクリエータだけが正しい色管理をし、正しい環境光下で色校正を見ても、もしクライアントサイドが演色性の低い照明で見ていたら色差の問題は解決されない。これまでそういった発言を繰返してきた。しかし、Kyuanosのこの機能が一般的になればこうした問題は大きく改善されることになる。
カラーマネジメントシステムといえば、技術者による難解な解説ばかりで、読んでいて嫌気のさすことが多い。クリエータは技術や仕組を知りたいわけではなく、実務面で使えるようになって欲しいだけだ。だから、カラーマネジメントはあくまでユーザーに知識や手間の負担をかけず、なおかつ低価格で提供されない限り普及はしないだろうと考えてきた。その課題は少しずつだが解決されてきているのかも知れない。
DTP時代のカラービュアーともいえるモニタについても、SumsongがAdobe RGB対応の20.1モニタを普及価格で発売した。サムソンのLX20は、ハードキャリブレーショ機器が付属したいわばカラーマネジメントのオールインタイプで、これまでに比べてカラーマネジメントシステム導入の敷居が低くなったと言える(Samsungに特化したhuey製キャリブレーションの性能はわからない。安かろう悪かろうでは困るが)。
装丁デザインの分野でも、クライアント、クリエータ、印刷会社がそれぞれ遠隔地から色校正を管理できる、完全なデジタルプルーフの時代がまもなく到来するだろうか。そうあって欲しいと思う。

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環境光に関して意識の高い印刷関係者やクリエータだけが正しい色管理をし、正しい環境光下で色校正を見ても、もしクライアントサイドが演色性の低い照明で見ていたら色差の問題は解決されない。これまでそういった発言を繰返してきた。しかし、Kyuanosのこの機能が一般的になればこうした問題は大きく改善されることになる。
カラーマネジメントシステムといえば、技術者による難解な解説ばかりで、読んでいて嫌気のさすことが多い。クリエータは技術や仕組を知りたいわけではなく、実務面で使えるようになって欲しいだけだ。だから、カラーマネジメントはあくまでユーザーに知識や手間の負担をかけず、なおかつ低価格で提供されない限り普及はしないだろうと考えてきた。その課題は少しずつだが解決されてきているのかも知れない。
DTP時代のカラービュアーともいえるモニタについても、SumsongがAdobe RGB対応の20.1モニタを普及価格で発売した。サムソンのLX20は、ハードキャリブレーショ機器が付属したいわばカラーマネジメントのオールインタイプで、これまでに比べてカラーマネジメントシステム導入の敷居が低くなったと言える(Samsungに特化したhuey製キャリブレーションの性能はわからない。安かろう悪かろうでは困るが)。
装丁デザインの分野でも、クライアント、クリエータ、印刷会社がそれぞれ遠隔地から色校正を管理できる、完全なデジタルプルーフの時代がまもなく到来するだろうか。そうあって欲しいと思う。
2007.07.18
朝の光を返してくれ!
DTP時代になって、カメラマンは暗室から解放されてPhotoshop「Lightroom」という「明室」に引越すことができた。よかったね。
しかしデザイナーは逆に「暗室(Darkroom)」に籠るはめになってしまった。
アナログ時代は、窓際のデスクで朝のすがすがしい光を浴びながら一日の仕事を始めたものだ。だがそれも今は昔の話で、DTPになってからは、(天気が良いのに)窓のカーテンを半分しめて、天井の照明も消し、手元のスタンドの照明だけで仕事をしている。それもこれもモニタに余計な光が映り込まないようにするためだ。
かっての朝の爽やかさは失われた。カラーマネジメントとやらのせいで、いつの間にか薄暗い部屋の中でモニタの光を見つめながら仕事をするのが普通になってしまった。こんなことでいいのか。不健全きわまりない。モグラじゃないんだぞ!
今使っているCRTモニタが古くなってコントラストが低下してきたので、新しくモニタを買おうと考えている。先日秋葉原のヨドバシで見てきたけど、店頭で見る限り液晶モニタがCRTより見やすいとは思えない。しかし、今から購入するとなると液晶の方がいろいろ進化してるだろうから、やはり液晶にするべきだろうと思う。一方でCRTにはこれまで長く使ってきた信頼性がある。どちらにすべきか、ハムレットのように悩んでいる。貧乏デザイナーにとって安い買物ではないからだ。デュアルモニタで使っているので買換えが2台になるからなおさらだ。
DTP用モニタといえばナナオのColorEdgeが有名だが、とてもじゃないが高すぎる。妥協してFlexScanのL997を狙っているが、こいつも安くなってきたとはいえまだ15万円もする。業務用と考えれば高いとは言えないが、この機会にPCも高性能なやつに買換えようと考えているのでこの価格でも財布には相当厳しい。
思うのは、デザイナーが高価なモニタを買ってカラマネに注意しても、編集者はどうなのよ、という点である。編集者は天井の三波長蛍光灯をモニタに反射させながらカラマネなどおかまいなしの古いノートパソコンで見ているとしたら、なんのための高性能モニタよ、と考えてしまうのである。そんな環境で見ている編集者に「ちょっとこの赤が…」などと言われても困るのである。いや失礼。立派なモニタで見ている編集者も大勢いることだろう。
問題はこのカラーマネジメントというやつが本当にやっかいなところにある。カラマネばかりでなくフォントも同様だが、常に相手の環境を考えないと完全にはならない。編集者、印刷所、イラストレータ、フォトグラファー、デザイナーが環境を合わせて始めて完成する。自分だけがパーフェクトのDTP環境を構築してもそれだけでは十分ではないのだ。
昔はよかったなあ。
アナログ時代は自分のことだけを考えていればそれですんだのに…。昭和育ちのアナログ人間は昔をなつかしむのである。
しかしデザイナーは逆に「暗室(Darkroom)」に籠るはめになってしまった。
アナログ時代は、窓際のデスクで朝のすがすがしい光を浴びながら一日の仕事を始めたものだ。だがそれも今は昔の話で、DTPになってからは、(天気が良いのに)窓のカーテンを半分しめて、天井の照明も消し、手元のスタンドの照明だけで仕事をしている。それもこれもモニタに余計な光が映り込まないようにするためだ。
かっての朝の爽やかさは失われた。カラーマネジメントとやらのせいで、いつの間にか薄暗い部屋の中でモニタの光を見つめながら仕事をするのが普通になってしまった。こんなことでいいのか。不健全きわまりない。モグラじゃないんだぞ!
今使っているCRTモニタが古くなってコントラストが低下してきたので、新しくモニタを買おうと考えている。先日秋葉原のヨドバシで見てきたけど、店頭で見る限り液晶モニタがCRTより見やすいとは思えない。しかし、今から購入するとなると液晶の方がいろいろ進化してるだろうから、やはり液晶にするべきだろうと思う。一方でCRTにはこれまで長く使ってきた信頼性がある。どちらにすべきか、ハムレットのように悩んでいる。貧乏デザイナーにとって安い買物ではないからだ。デュアルモニタで使っているので買換えが2台になるからなおさらだ。
DTP用モニタといえばナナオのColorEdgeが有名だが、とてもじゃないが高すぎる。妥協してFlexScanのL997を狙っているが、こいつも安くなってきたとはいえまだ15万円もする。業務用と考えれば高いとは言えないが、この機会にPCも高性能なやつに買換えようと考えているのでこの価格でも財布には相当厳しい。
思うのは、デザイナーが高価なモニタを買ってカラマネに注意しても、編集者はどうなのよ、という点である。編集者は天井の三波長蛍光灯をモニタに反射させながらカラマネなどおかまいなしの古いノートパソコンで見ているとしたら、なんのための高性能モニタよ、と考えてしまうのである。そんな環境で見ている編集者に「ちょっとこの赤が…」などと言われても困るのである。いや失礼。立派なモニタで見ている編集者も大勢いることだろう。
問題はこのカラーマネジメントというやつが本当にやっかいなところにある。カラマネばかりでなくフォントも同様だが、常に相手の環境を考えないと完全にはならない。編集者、印刷所、イラストレータ、フォトグラファー、デザイナーが環境を合わせて始めて完成する。自分だけがパーフェクトのDTP環境を構築してもそれだけでは十分ではないのだ。
昔はよかったなあ。
アナログ時代は自分のことだけを考えていればそれですんだのに…。昭和育ちのアナログ人間は昔をなつかしむのである。



