DTP業界ではインデザインが主流になっているかと思っていましたが、ウェブを見ていると、まだまだインデザインは新参者のようです。そのせいか、ウェブにインデザインの情報が少ないので、これから折に触れてインデザインのtipsをこのブログで紹介していこうと思います。

私はインデザインのバージョン1が発売されたと同時に買って使っているので、いわばインデザイン使いのベテランですが、ソフト全体を総合的に学ぶ意欲に欠けているので、tipsは個人的に必要な機能に限定されます。またインデザインはページものを作るソフトなのですが、私はページものを作ることがあまりないので、イラストレータでもできる“ペラ”ものが中心になります。
そんなtipsは役にたたない! とつっこまれると、その通りですと返事するしかありません。さらに、基本的に自分のための備忘録なのでいいかげんな内容もあると思います。あまり信用しないように。
制作環境はwindowsXPとインデザインCSですが、たぶんMac環境でもほとんど違いはないと思います。
※また、CS2以降のバージョンで改善されている点もあると思いますが、CS2以降は知らないので、あくまでCSバージョンの話です。

第一回
インデザインとイラストレータで袋文字(ふちどり文字)の作成時の注意点



「荒野の狼」
上はインデザインでフォントをふちどりしたもの。
下はそれをアウトライン化したもの。似ても似つかぬものになっている。
たいていアウトライン化作業はデータ入校直前にすることが多いので、それまで気づかなかったり、どたん場で気づいて泡を食うことになりがちだ。
インデザインのふちどりはパスの外側に作成されるが、いったんアウトライン化すると、ふちどりがパスの内側に移動してしまうのが原因だ。レイアウトソフトとして深刻な不具合というべきだろう


2008-06-15_16-39-59.jpg

こちらも同じくインデザインで作成したフォントで、フォントとふちどり線を同じブラックにして太らしたもの。
下はそれをアウトライン化したもの。ふとらせた線が無くなって、結果的に元のフォントのままになっている。困ったものだ。

2008-06-15_16-49-28.jpg

こんどは、イラストレータで作成したフォントを線でふちどったもの。
イラストレータの線はインデザインと違い、パスの内側と外側に作成される。
(b)は(a)のフォントをピンクの線でふちどりしたもので、まだアウトライン化していないが、インデザインと違ってこの時点で変化がわかる。これはアウトライン化後(c)も変わらない。
インデザイン、イラストレータとも、このままでは使い物にならない。

対策
イラストレータで、ふちどったフォントとふちどり前のフォントを重ねて作成し、アウトライン化後にインデザインに配置する。インデザインで同様の作業をしても、アウトライン化によってふちどり部分が無くなるのでうまくいかない。

どちらも同じAdobe製品なのでもっと互換性を高めて欲しい――というところで第一回はオシマイ。
次があるかどうかわからないが…。

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