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『機密指定解除』――歴史を変えた極秘文書
トーマス・B・アレン著 佐藤正和訳
日経ナショナルジオグラフィック社
装幀:本山吉晴


タイトルがヒラギノ明朝W6、サブタイトルは、漢字:ヒラギノW6+かな:游築五号仮名の合成フォントである。

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広くなっている始筆部を「角立て」(かどたて)と呼ぶ(画像の赤丸で囲った部分)。写植機の光学性能が低かった昔、先端が細く印字されてしまうのを防ぐためこうした処置が必要とされたらしい。オールドタイプ書体に多くみられ、ゴシック書体にもほどこされる。これはデジタル・フォントだから、もはや「角立て」は必要ないのだがそのまま残している。

ヒラギノは完成度の高いフォントとして評価が高いが、個人的にはこの「角立て」が気になる。「角立て」自体が嫌なわけではないが、ヒラギノの場合は、懐を広くとったモダンな文字設計と、この「角立て」がうまくマッチしていないように感じる。それに、ヒラギノ明朝のこの「角立て」は美しくないと思う(これは「角立て」ではないと見る向きもある)。エレメントのごつごつしたデザインとあいまって全体的にトゲトゲしい感じがする。
もっともそう感じるのは書籍に使用したせいかもしれない。もともと写真の多い雑誌と組むことを想定してデザインされたそうだから、雑誌レイアウトだとまた違った印象になるのかもしれない。

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タイプバンク明朝H

「角立て」のないタイプバンク明朝を使うべきだったと少々反省したが、この本の内容にはトゲトゲしい印象のフォントがマッチするので、やはりヒラギノでよかったと揺れているのだが…。



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